Kevin Drumm

Kevin Drumm(ケヴィン・ドラム)の『Relief』を聴き、強い感銘を受ける。まるで電子音による激しい乱気流の中に突入したかのような、36分51秒に渡る轟音ドローン。

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臀部の褥瘡、少し状態が良くなっているとのこと。アズノール、ガーゼ、フィルム。肘の方も同じように処置してもらう。

真城亜くんとのコラボにそろそろ着手しようと、彼から送られてきた3つの音源にどう手を加えるか考えたり。それっぽく音を追加してゆくだけでももちろんいいのだが、せっかく2人でやるのでもっと何かないかと思ったりもする。

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褥瘡(じょくそう=床ずれ)のあった左臀部を庇っていた右臀部も褥瘡になり、それを庇っていた右肘も(肉が露出するほど)ダメージを受け、身体を支えることができなくなった。そんな折、車いすの前輪(右キャスター)のワッシャーが壊れ、生活の基盤がことごとく崩壊、鬱状態に陥っている。

両臀部と肘を庇い、うつ伏せ寝で過ごしていると、もはや音楽を聴く以外できることがないことに気づく。その点、自分には音楽があって良かったなと思う。いい機会なのでここ数日は坂本龍一の全作を聴き返している。

2/15

急に発狂の危険を感じ、気づいたら寝ていた。脳が安全のため意識をシャットダウンさせたような感じなのだろうか。

気が狂っても音楽を作り続けたらそれはそれで面白いなと思う。記憶を失った中平卓馬がそれでも写真を撮り続けたように。

生者

若くして亡くなられたアーティストを引き合いに、「制作をやめる」と言った人に「生きたくても生きられず死んだ人だっているのに」と糾弾しているのを見たことがあるけれど、そんなの関係ないよね。

亡くなられた方は運が悪かっただけで、自身とは何の関係もない上に、生者には生者の都合がある。

Guy Birkin (2)

時の崖のDiscordで、Wataru Naruseくんと私との共作『DrumLoop』をGuy Birkinが褒めてくれていて。”good stuff”と。とても嬉しかった。

Guyは私が心から敬愛する音楽家で、いつか実際に会ってみたいと思っている人。ちゃんと聴いてくれる人がいると励みになる。

音楽談義

昨夜、peeqさんとSquarepusherの『Go Plastic』について話しててめっちゃ盛り上がって。音楽談義のできる友人、ありがたいね。

Cluster of Dreams

2023年2月に小林のりおさんが写真集を上梓されていたこと、同年3月、武蔵野美術大学映像学科の教授職をご退任なさっていたことを知る。

小林のりお『Cluster of Dreams』(武蔵野美術大学出版局)
https://musabi.co.jp/books/b463154/

雪の有りように惹かれ、そこに大地の解体と再生を見た写真集とのこと。

BLAST

畠山直哉さんの写真集『BLAST』、すばらしい。彼の著書でこのプロジェクトを知り、ずっと欲しかったものなので、手に入れられてうれしい。

I adore “BLAST” by Naoya Hatakeyama and am ecstatic to have it. It’s an incredible collection of photographs that I highly recommend.

Dave Skipper ライブ

高円寺Oriental Forceへ。Dave Skipperのライブ。お世辞抜きで最高にクールだった。

旅先の海で拾ってきたという大きな木片や石、木の枝などを机の上にゴロゴロと並べ、モジュラーのスイッチを入れてスタート。今回は3つのパートに分かれており全体で2時間ほどの長さ。

まるでどのような音が鳴るのか確かめるかのようにゴツッ、ゴツッと石に石を投げつけたり、木の枝をポキポキ、バキッと折ったり、ときには鬼気迫る様相でノコギリやナイフをギコギコと激しく動かしながら木片を切断したり、そういったパフォーマンス性の高いライブだった。

私が思ったのは音のマテリアルを用意するパートはかなり静的で、それらのマテリアルをモジュラーで増幅させ執拗なフィードバックによって爆音ノイズを奏でるパートは圧倒的に動的だということ。その対比と抑揚の効いた展開は流石という感じ。

下の写真は石で石を叩くDave。箱に詰めた落ち葉をガサガサと揺さぶったり混ぜたりもしていた。シンプルに物と物との摩擦で音が発されるというプリミティブさにも私は強い感銘を受ける。

I went to Oriental Force, a live house in Koenji, Japan, to experience Dave Skipper live. It was cool as hell.

Dave had found large pieces of wood, rocks, and tree branches on his desk, which he had picked up from the ocean on his travels, and he switched on his modular synthesizer to begin the live performance. This time, the show was divided into three parts, and the whole thing lasted about two hours.

Dave threw rocks at rocks as if to see what kind of sound they would make, snapped and snapped branches, and cut pieces of wood with saws and knives, sometimes with a devil-may-care look on his face. It was such a highly performative live show.

I thought that the part where Dave prepares the sound materials was quite static, and the part where he amplifies those materials with modular synthesizers and plays blasting noise with relentless feedback was overwhelmingly dynamic. The contrast between the two and the effective development of intonation is a masterpiece.

In the photo below, Dave is pounding rocks with a stone, and also shaking and mixing fallen leaves packed in a box. I was very impressed by the primitiveness of the sound produced by the simple friction between objects.