リルケ

あらゆる存在をつらぬいて一つの空間がひろがっている
「世界・内部・空間」が。私たちのなかを通りぬけて
鳥たちが静かに飛んでいる ああ 私が伸びようとして

窓のそとをのぞくと すでに私のなかに一本の樹が伸びている

- (Es winkt zu Fühlung fast aus allen Dingen…、『1913-20 年の詩』: 富士川英郎訳『リルケ詩集』、新潮文庫、1963、p.145)

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